AIコピーライティング・チートシート:デジタルプロダクトを売る10の公式
以前はセールスページ1枚に4時間かかっていた。空白のドキュメントを見つめ、ヘッドラインを打っては消し、別のを打ってはまた消す。書き終わる頃にはクタクタで、出来がいいかどうかすら判断できなかった。
今はセールスページを30分で書いている。AIが代わりに書いてくれるからではなく、クリエイティブになろうとするのをやめて公式を使い始めたからだ。
コピーライティングの公式とは、説得のためのテンプレートだ。プロのコピーライターが何十年も使ってきたものだ。変わったのは、AIがこれらの公式を瞬時に適用し、何時間もかかっていた下書きを数分で生成できるようになったことだ。
以下が、セールスページ、プロダクト説明、メールシーケンス、SNS投稿、広告──あらゆるものに使っている10の公式だ。それぞれに仕組み、使いどころ、AIにプロンプトする方法を含めている。
公式1:PAS(問題、煽り、解決)
これが大黒柱だ。一つだけ覚えるならこれにしよう。
仕組み: ターゲットが抱えている問題を述べる。それがどんな気持ちか、何を失っているか、なぜ悪化しているかを描写して煽る。そしてプロダクトを解決策として提示する。
使いどころ: セールスページ、メールの件名、SNSのフック、広告コピー。人が実際に購買を決断するプロセスを反映しているため、どこでも機能する。問題を感じ、思ったより深刻だと気づき、解決策を探す。
Notionテンプレートの例:
問題: タブが47個開きっぱなし、やりかけのToDoリストが3つ、次に何をすべきかわからない。
煽り: 毎朝20分かけて昨日の続きを確認するところから始まる。状況を把握する頃には、最も生産的なクリエイティブエネルギーは消えている。仕事を整理するのに、仕事をする以上の時間を費やしている。
さらに煽る: これは生産性の問題ではない。収益の問題だ。混乱に失われる1時間は、何かを作り、創造し、売ることに使えない1時間だ。
解決: CreatorOSは、個人クリエイター専用に設計されたNotionワークスペースだ。1つのダッシュボード。すべてのプロジェクト、タスク、締切が一目でわかる。15分でセットアップすれば、もう作業を見失うことはない。
AIへのプロンプト方法: プロダクト名、機能、対象者、解決する主な問題を伝えよう。感情的な言葉と、煽りから解決への明確な転換を含むPASコピーを書くよう指示する。
公式2:AIDA(注意、興味、欲求、行動)
クラシック中のクラシック。1900年代初頭から広告で使われてきた。
仕組み: 大胆な主張や質問で注意を引く。オファーの何が違うかを説明して興味を引く。成果を見せ、手が届くと感じさせて欲求を生む。明確な行動喚起で締める。
使いどころ: 長文のセールスページ、プロダクトローンチのメール、ウェビナーのピッチ。
プロンプトパックの例:
注意: もしSNSが1日2時間ではなく20分で済んだら?
興味: Sparkは、実際に毎日ビジネスを運営するために使っている人が作った105のマーケティングプロンプト集だ。ブログ記事から引っ張ってきた汎用テンプレートではない。テスト済み、改良済み、用途別に整理されている。
欲求: ノートPCを開いて3つのプロンプトを実行すれば、コーヒーが冷める前に1週間分のコンテンツの下書きが完成している。それがSparkを使った火曜の朝だ。
行動: 完全なプロンプトパックを$29で手に入れよう。今日から使い始められる。
公式3:BAB(ビフォー、アフター、ブリッジ)
変化に焦点を当てたプロダクトに、シンプルで効果的。
仕組み: 「ビフォー」の状態、現在の不満を描写する。「アフター」の状態、理想の結果を描く。そしてその2つをプロダクトで橋渡しする。
使いどころ: 短文コピー、お客様の声のフレームワーク、メールシーケンス。実際のビフォー・アフターの結果がある場合に特に効果的。
電子書籍の例:
ビフォー: AIの副業を始めようと何ヶ月も考えている。30本の記事をブックマークし、十数本のYouTube動画を見たが、まだ1円も稼いでいない。
アフター: 3ヶ月後、2つのデジタルプロダクトが公開され、小さいが成長中のメールリストがあり、月に$500の定期収入がある。週末はリサーチではなく、実際に作ることに費やしている。
ブリッジ: Blueprintは、考えているだけの状態から実行に移すためのステップバイステップのシステムだ。余計な話なし。理論なし。ゼロから収益化までの正確なプロセスだけ。
公式4:4つのP(約束、描写、証明、後押し)
セールスの前に信頼性を構築する公式。
仕組み: 具体的な約束をする。約束が実現した後の生活を描写する。約束が本物であることを証明する。緊急性やインセンティブで行動を後押しする。
使いどころ: お客様の声や測定可能な結果があるプロダクト。信頼性が購入の主な障壁となるセールスページ。
公式5:PASO(問題、煽り、解決、成果)
PASの拡張版で、変化を加えたもの。
仕組み: 問題を特定し、煽り、解決策を提示し、期待できる具体的な成果を描写する。成果のセクションがPASとの違いであり、結果が具体的なプロダクトに効果を発揮する。
使いどころ: 測定可能な成果があるプロダクト。「これを使えば、[具体的な結果]ができるようになります」と言えるとき。
公式6:スター・ストーリー・ソリューション
パーソナルブランドのプロダクトに最適。
仕組み: スター(あなたやお客様)を紹介する。彼らの苦闘のストーリーを語る。解決策と、それがどう苦闘を解消したかを提示する。
使いどころ: アバウトページ、創業者ストーリー、ケーススタディ型のセールスページ。個人的な経験がプロダクトの信頼性そのものである場合に特に効果的。
公式7:FAB(機能、優位性、ベネフィット)
プロダクト説明のための最もストレートな公式。
仕組み: プロダクトの機能をリストアップする。各機能が代替品に対して持つ優位性を説明する。各優位性を買い手にとっての具体的なベネフィットに変換する。
使いどころ: プロダクト説明のセクション、比較ページ、FAQセクション。何が得られるか正確に知りたい買い手に不可欠。
例:
機能: 7カテゴリーにわたる105のマーケティングプロンプト。
優位性: 単一目的のプロンプト集とは異なり、Sparkはマーケティングワークフロー全体をカバーするため、SNS、メール、SEO、広告それぞれに別のプロンプトパックを購入する必要がない。
ベネフィット: 一つのリソースですべてをまかなえるから、お金と時間を節約できる。いろんなブログ記事の無料プロンプトをつなぎ合わせて、うまくいくことを祈る必要はもうない。
公式8:反論の先回り
伝統的な公式ではないが、驚くほど効果的。
仕組み: 買わない理由をすべてリストアップする。各反論に正面から対処する。反論を購入理由に変える。
使いどころ: 実は営業ツールであるFAQセクション。開封率は高いがクリック率が低いメールシーケンス。買い手が通常離脱するセールスページの中盤コピー。
デジタルプロダクトの反論例:
「この情報は無料で見つけられる。」——確かに見つけられる。Googleで40時間、何が効くか試すのにさらに20時間かかるだろう。このプロダクトは40時間のリサーチを代行し、テスト済みで整理されていて$29だ。あなたの時間は1時間$0.72以上の価値がある。
「自分のニッチに合うかわからない。」——フレームワークはニッチに依存しない。プロンプトには具体的な業界、ターゲット、目標を入力するプレースホルダーが含まれている。3人の購入者が同じプロンプトパックをフィットネスコーチング、SaaSマーケティング、ハンドメイドジュエリーに使った。全員が成果を報告している。
公式9:リスクリバーサル
リスクの排除を中心に据えたコピー。
仕組み: デジタルプロダクトを買うことがリスキーに感じることを認める(特に初めて知った相手からの場合)。保証、プレビュー、ソーシャルプルーフでそのリスクを排除する。買わないことの方がリスキーだと感じさせる。
使いどころ: チェックアウトページ、カート放棄メール、買い手が迷っているあらゆる場面。
公式10:ワンライナー
最も難しく、最も価値のある公式。
仕組み: プロダクト全体を、買いたくなるような1文で説明する。構造は:[プロダクト]は[特定の人]が[特定の成果を達成する]のを、[主な反論/痛み]なしに助ける。
使いどころ: SNSのプロフィール、プロダクトのタグライン、エレベーターピッチ、広告の見出し。価値を伝えるチャンスが一回しかない場面すべて。
例:
「Blueprintは、フォロワーもウェブサイトもビジネスプランもない初心者クリエイターが、30日で利益の出るデジタルプロダクトをローンチするのを助ける。」
「Sparkは、マーケターに105のテスト済みAIプロンプトを提供し、1日かかっていたコンテンツ制作を1回の座り作業で1週間分できるようにする。」
「CreatorOSは、ToDoアプリ、プロジェクト管理ツール、コンテンツカレンダーを1つのダッシュボードに置き換えるNotionワークスペースだ。」
AIとの使い方
公式はプロンプトの構造として機能する。コピーが必要なとき、文脈に合った公式を選び、3つのことをAIに伝える:公式の名前と構造、プロダクトの詳細とターゲットオーディエンス、求めるトーンの例を2〜3つ。
出力は声とファクトを調整するための良質な初稿だ。公式のおかげでAIが集中する。公式なしだと、AIのコピーは汎用的で散漫になりがちだ。公式があれば、すべての文に目的がある。
Sparkプロンプトパックには、この10の公式すべてに対応した、すぐに使えるプロンプトが含まれている。最良の出力を生み出すコンテキストフィールドとトーンガイドラインがプリセットされている。しかし「[公式名]のコピーを[プロダクト]について書いて」とAIにプロンプトするだけでも始められる。
最高のコピーは最も才能のあるライターが書くのではない。どの公式をいつ使うか知っている人が書くのだ。今、あなたには10の公式がある。